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「眠れない…」その原因は枕かも?正しい枕のススメ
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「治療のことを考えると不安でよく眠れない」「何度も目が覚めてしまう」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。不眠の原因として、精神的な影響と同時に、枕が合っていないことも考えられます。そこで今回は、正しい枕の選び方やおすすめの安眠枕をご紹介したいと思います。いまお使いの枕、ちょっと見直してみませんか?

 

合わない枕は「寝返り」を妨げ、不眠の原因に

私たちは寝ている間に自然と「寝返り」を打っています。寝返りは、身体にかかる圧力を分散させたり、血の巡りや体液の流れをよくしたりする重要な役割があります。しかし、高さや硬さが合わない枕で寝ていると、寝返りをきちんと打つことができず、結果として肩こりや腰痛など数々の不調を引き起こしてしまうのです。

枕をかかえ悩む人

●合わない枕は頭痛、神経痛、いびきも!
合わない枕を使っていると、寝ている間、知らず知らずのうちに身体に負担をかけてしまいます。枕の高さが合わないと、頚椎や周囲の筋肉の収縮による過緊張(僧帽筋や脊柱起立筋など)で靭帯に負荷がかかり、頭痛の原因になることも。
また、加齢や職業病、生活習慣などにより頚椎症をお持ちの方は、枕が低すぎることで頚椎が必要以上に伸び過ぎた状態になり、神経痛になる可能性も。身体と合わない枕は、気道も圧迫してしまうので、寝ている間にいびきをかいてしまう要因にもつながります。

 

正しい枕の選び方とは?

では、自分に合った正しい枕はどのように選べばいいのでしょうか?枕選びのポイントを解説します。

●理想的な高さを知る
枕の理想的な高さとは、仰向けになった姿勢で、首の骨がゆるやかにS字を描いている高さです。といっても、自分一人ではなかなか判断がつきにくいですよね。そこで簡単な計測方法をご紹介します。

枕と首の角度を表すイラスト

まずは、壁に背をつけて立ち、5度ほど少し下を向きます。その姿勢で、三角定規などを使って壁から首の一番くぼんでいる部分の距離を測ります。その長さが枕の理想的な高さとなります。女性なら3~4cm、男性は4~5cmが平均的な高さとされています。

●横の長さもチェック!
自然な寝返りができるように、枕の横の長さは「肩幅+20cm程度」を意識して選ぶといいでしょう。成人女性の肩幅は一般的に40cm程度とされるため、枕の横幅は60cm程度が理想となります。枕の横幅が狭すぎると寝返りの際に枕から落ちて睡眠を妨げてしまうなどのリスクがあるので注意してくださいね。

気持ちよさそうに寝る女性

●楽な姿勢がキープできる形を選ぶこと
枕を選ぶときは、形も考えていきたいポイントです。代表的な形と優れている点についてご紹介します。

<標準型>
一般的な長方形の枕。素材やバリエーションが豊かなため、好きなものを選べる。

<ウェーブ型>
頭と首のカーブにフィットするように、側面からみると波をうったような形になっている。首元の安定感に優れている。

<くぼみ型>
中央部分が凹んだ枕。頭がすっぽりとおさまるので、安定良く眠れる。

<ハート形>
ハートの形になっているので、首元の高さが低めになっていて首への負担が少ない。肩こりになりやすい人などにおすすめ。

 

素材の硬さや機能、耐久性の違い

枕の素材は羽毛やパイプ、低反発ウレタンなどさまざまな種類があり、硬さや形なども変わってきます。頭を乗せたときにしっかりと支えられているか、通気性がいいかなどをチェックしながら、一番リラックスできる枕を選んでください。

 

スムーズに寝返りを打つために!おすすめの枕4選

いざ枕を選んでみよう!と思っても、正直さまざまな種類があり迷ってしまいますね。ここでは、Amazonや楽天などのショッピングサイトでの売れ筋&インターネットの評価から厳選した枕を4つご紹介します。あなたにぴったりの枕が見つかりますように!

楽天市場売上No.1枕の新モデル「王様の夢枕2」/ Beech株式会社
肩のラインに合わせて流線を描くデザインで、寝返りも打ちやすくなっています。素材は超極小ビーズ」と「ポリエステルわた」をミックスしたもの。枕カバーは植物由来のエコ素材を用いています。枕は2種類展開で、低めと高めから選ぶことができます。

王様の夢枕2

王様の夢枕2(枕カバー付き)  6,800円(税別)
サイズ:縦40(中央部34)×横62×高さ8~12cm
売り切れが出るほどの人気商品!

伝統の技術が凝縮した「ムアツまくら/MP8100」/昭和西川 
独自の3D構造が、首や頸椎にフィットするつくりとなっています。素材はウレタンで、吸放湿性があります。またウレタンのシートは2枚入っており、これを出し入れすることでお好みの高さに合わせることができます。

ムアツまくら/MP8100

ムアツまくら 10,000円(税別)
サイズ:縦37×横60cm  
あたたかみのあるデザインも素敵な枕です

肩のこりやすい方におすすめ「もっと肩楽寝」/西川
シリーズ累計430万個を売り上げた「医師がすすめる健康枕」の中でも特に人気の高い「肩楽寝」。肩と首と後頭部にかかる圧力をバランスよく分散させ、合わない枕で起こりがちな肩こりを防ぎます。パイプの量を抜き差しし、お好みの高さに調整可能。「ふんわりわた」面と「さらさらパイプ」面のリバーシブル仕様となっています。

もっと肩楽寝 5,000円(税別)
サイズ:縦38×横60cm

NASAお墨付きの品質「オリジナルネックピロー」/ Tempur®(テンピュール)
ボリュームを持たせた波打った形が特徴的な枕です。独自の形が、仰向け、横向けで寝ているときに背骨がまっすぐになるように手助けしてくれます。世界中で愛されているブランド枕です。

オリジナルネックピローTempur

Tempur(テンピュール)オリジナルネックピロー 9,900円〜(税別)
サイズ:Jr/XS/S/M/L 幅40~50cm×高さ7~11.5cm
サイズも豊富なので選びやすいですね!

いかがでしたか?枕についてご紹介しましたが、自分にフィットする枕を選んだら、寝るための環境にも気を配ってみてください。安眠を妨げる原因といわれる就寝前のスマホチェック、していませんか?自分に合う枕と落ち着ける環境、ぜひこの機会に見直してみてくださいね。

 

佐々木 慧美 先生

監修医師 佐々木 慧美 先生
国公立大学医学部卒。救急・集中治療を中心に、内科、整形外科、放射線科を研修。救急科専門医、認定内科医、講習のインストラクターなどのライセンスと、叩き上げのスキルを武器に、離島などの医療過疎地などで診療科にこだわらない診療を心がけている。また、医学知識と絡めた美容・健康オタクでプライベートでも広く患者さんの悩みに答えている。

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