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感謝の気持ちを忘れずに。スヴェンソンの社会貢献活動
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「スヴェンソン」と聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
がん患者さんにとっては、医療用ウィッグの販売や脱毛中~後のケアなどを手がけるメーカーという印象が強いかもしれません。スヴェンソンはメーカーとして商品やサービスを世の中に提供するかたわら、社をあげて取り組んでいる活動があります。今回はその取り組みについて、レポートしたいと思います!

社会貢献活動のキッカケは、社員からの提案

スヴェンソンは主に医療用ウィッグを販売する会社で、今年で創立35年目を迎えます。スヴェンソンのルーツはドイツでヘアケア・コスメ製品の製造、販売を行うカーリン社(1960年)。1984年に日本法人を立ち上げ、現在のスヴェンソンが始まりました。
以来、コシノジュンコ先生とともにモードウィッグを開発しパリコレに参加したり、ヘアケアのノウハウを生かしてコスメの開発に力を入れたりと、さまざまな取り組みを経て、医療用ウィッグの販売と向き合うことになりました。

鏡の前に座る男性

スヴェンソンでは「社会に貢献する」という企業理念のもと、全社員が年に2日間、必ずボランティア活動に従事しています。これは1998年に発案されて以来、今日まで一度も欠かされたことのない社内行事です。

ボランティア活動が始まったキッカケは、実は社員からの提案。彼らが自発的に行っていたものが会社の行事になりました。日本全国に店舗があるため、それぞれの地域でどんな活動をするか企画を立て、実施しています。病院や老人ホームで行う場合は理容師・美容師の免許をもつ社員はカットやシャンプーを担当し、一般社員は車椅子や点滴台の清掃。現在までに病院だけでなく、公園、障害者施設、老人ホームなど、さまざまな場所で活動してきました。

清掃する人たち

20年にわたる清掃活動に聖路加国際病院より感謝状!

そんな社会貢献活動のなかでも、聖路加国際病院での院内清掃は20年目(通算40回)の節目を迎え、このたび福井次矢院長から感謝状をいただきました!

院長コメント全文

病院のスタッフが手の回らないような、細かなケアをしていただいて本当にありがとうございます。
寝たきりの患者さんのシャンプー・カット、点滴スタンドや車椅子、ストレッチャーなどの清掃を毎年欠かさずに続けていただいて、感謝しています。
医学的な立場から申し上げますと、普段からたくさんの論文を目にしますが「人のために何かをしたり、尽くすという方は長生きする」という研究結果もでています。
人生100年時代といわれていますが、健康で長生きするために、人生を豊かに生きるために、ぜひ今後も無理のない範囲で活動を続けていただければと思います。
今後とも、患者さんのために尽くしていただければ、私たち医療従事者としては大変ありがたく存じます。

聖路加国際病院でのボランティアは、スヴェンソンの児玉会長自身も毎回参加し、一般社員とともに病棟の隅やバックヤードで作業にあたります。屈みこんでの清掃作業はなかなか体力的に辛いこともあるようですが、毎回着替えを持参するくらい汗を流しながら、作業をされているとのことです。

聖路加国際病院でのボランティア

がん患者さんへの貢献活動、キレイの力プロジェクト

「キレイの力プロジェクト」は2008年より、NPO法人キャンサーリボンズと、世界最大の日用品メーカーP&Gと協力し、取り組んでいるプロジェクト。
ウィッグサポーターと呼ばれる看護学生さんに、P&Gのヘアケア製品であるパンテーンでお手入れしながら髪を伸ばしていただき、その髪を使って医療用ウィッグを作り、がん患者さんに贈る活動です。医療用ウィッグの制作は、心を込めてスヴェンソンが行います。

キレイの力プロジェクト

看護学生さんとウィッグを贈られた患者さんとの対面式も開かれ、患者さんからは「ずっと下を向いていましたが、医療用ウィッグと出会ってから、上を向いて歩けるようになりました」「いろんな病状や状況の患者さんがいますが、どうかそれぞれの心に寄り添える素敵な看護師さんになってください」とあたたかい言葉をいただきました。

これらの社会貢献活動を通し、さまざまな場所で出会った方々に「ありがとう」の言葉を何度も声をかけていただきました。この言葉が、体験が、スヴェンソンの社員自身に大きなパワーを与えてくれます。

感謝の心を忘れずに、これからも明るい社会構築のお役に立てるよう、スヴェンソンの活動は続きます。

スヴェンソン のHPはこちら

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