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買う前にチェック!効果的な消毒液を選ぶポイント
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新型コロナウイルスによる緊急事態も解除され、気が緩みはじめていませんか?店頭から消えていたマスクや消毒液も再び手に取れるようになってきた今日この頃。しかし購入できる数に制限がつく場合も多く、「お一人様1点限り」と表示があると、ついつい買っておかなきゃ…と焦ってしまいがち。
でも、ちょっと待って!その消毒液はちゃんとコロナウイルス対策としての基準を満たしていますか?今回は、あちこちで目にするようなってきた消毒液の見分け方をご紹介します!

 

手指の消毒に有効なアルコール消毒液について

アルコール消毒液

1. アルコール(エタノール)と表記があるか?
ますは製品のパッケージや成分表示をチェック。そこにアルコール(エタノール)の文字を探しましょう。その時、一緒に確認して欲しいのは含有量(濃度)。国の基準ではアルコール(エタノール)の濃度は70~83%が推奨されています。ただし60%台でも一定の有効性があると考えられているため、70%以上のものが手に入りにくい場合は、60%以上のアルコール(エタノール)であることを確認しましょう。

アルコール消毒液

また最近では特例的な対応として、酒造メーカーの高濃度アルコールが次々に登場しています。それならお家にあるアルコールでも消毒できる?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。濃度が適切であれば効果がありますが、オススメはできません。飲用酒類には糖類など消毒に適さない成分が含まれるものもあり、80度、90度と濃度の高いものは揮発性が高く、除菌力は低下するので消毒には不向きです。

濃度が明記されていない製品については発売元に問い合わせてみましょう(明記されていないものは基準を満たしていないものが多くあります) また「火気厳禁」と表示されている=濃度が高いわけではありません。

ろうそく

2. パッケージの表示をチェック
「消毒液」「手指消毒用」などと書かれているものが多いですが、その他にはどんなことが書いてありますか?「除菌」「殺菌」とうたわれているものもあるかもしれません。ただし菌とウイルスは別のもの。菌を取り除けても、ウイルスを除去できるとは限りません。「抗ウイルス(ウイルス除去用)」「菌・ウイルスを除去」などと書かれているものなら、ウイルスへの効果を期待できますが、手指消毒用の製品では少ないようです。わからなければアルコール濃度を基準にしましょう。

 

ジェルタイプと液体タイプ、消毒効果に差はある?

施設やスーパーの入り口などで見かけるようになった噴霧タイプの消毒液や、ドラッグストアでは液体やジェルタイプの消毒液など、さまざまな形状の消毒液を見かけるようになりました。この違いは何でしょう?

消毒液

結論として、効果や効果の持続時間に差はありません。特性を挙げるとすれば、ジェルは持ち運びがしやすく保湿剤が入っている場合が多いので、肌が荒れにくい傾向があります。また、使用時の量が少なくて済むため経済的という利点も。
ただし、乾く速度は液体よりも遅いので、消毒してすぐ商品を手に取りがちな店舗前や、医療現場では液体タイプが多く使われています。

 

しっかり使えていますか?噴霧タイプ消毒液の正しい使い方

施設や店頭で噴霧タイプ(霧状)の消毒液を使うタイミングも増えてきました。そもそも新型コロナウイルスに最も有効な対策は石鹸で手を洗うこと。しかし、外出時に頻繁にしっかり手を洗うことは難しい場合も多く、消毒用アルコールが代用されています。

手洗いする子供

噴霧タイプの消毒液を使用する際に、手から滴る液体が気になり「このくらいでいいかな…」と、プッシュしている途中でやめていませんか?噴霧タイプの消毒液の容器は、ワンプッシュ(1回)の出る量が3mlと決まっています。その量は、消毒効果が発揮される量を計算して設定されているので、噴霧の量が多く感じてもしっかりワンプッシュしましょう。また、手が濡れたからといってハンカチで拭くのはもちろんNG。両手にとって刷り合わせ、自然乾燥を待ちましょう。

アルコール消毒で消毒する人

そして最後に!使い方についてご紹介します。ふだん「ササッと」すり込んでいませんか? 菌やウイルスが除去できるまで、15~20秒ほどかかるので、指先、指の間、甲、手首を乾燥するまでしっかりすり込むのがポイント。液体でもジェルでも使い方はほぼ同じです。

アルコール消毒液をのばした手

*消毒液の使い方*
1.消毒液を適量、手のひらに取ります
2.両手の指先〜手のひら全体に、消毒液をすり込みます
3.両手の甲全体にも消毒剤をすり込みます
4.両手の指を組み、指の間にもすり込みます(親指は片方の手で包みこむように!)
5.両手首にまでしっかりと消毒液をすり込みます

いかがでしたか? もしかするとこれから、長いお付き合いになるかもしれない「消毒液」。タイミングに応じて、新しいタイプのものが次々と出てくるかもしれません。 効果のある製品を選んで、賢く使っていきたいですね。

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